はじめに

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多数派は、いつだって間違っている Vol.1

2024.07.03

多数派は、いつだって間違っている

 

さて唐突ですが…

地球が平面でないと気づいたのは、紀元前560年ごろ、ギリシャの哲学者アナクシマンドロスです。

彼は円筒形という説を主張していました。

その200年後には、球状説が出て、合理的なため、(証明はできないが)支持する学者が多くいました。

証明されたのは18世紀あと、マゼランの船が世界を一周したことによります。

 

The NAO VICTORIA in front is the flagship of MAGELLAN .A scientific 3D-ILLUSTRATION of Magellan’s Armada. In 1519 starting an expedition to circumnavigate the world

 

物質は特有の性質を持つ、極小の粒子の集まりです。

デモクリトスの原子論の説は、アリストテレスが否定したため、古代、中世と、それ以上に考える人はいませんでした。

 

Munniks, Hendrik; Democritus of Abdera (c.460-c.370 BC): ‘The Laughing Philosopher’; National Trust, Hatchlands

 

デモクリトスをはじめ、脳が知的活動の中心と考えた人は何人かいました。

しかしこの考えは、アリストテレスの反対で、長い間、中断することになってしまいます。

そして、頭は血液を冷やす部分との説が、主流となりました。

 

古代ギリシャの哲学者クセノファネスは、貝殻のある山は、もとは海底だったにちがいないと推測しました。

スコットランドの地質学者ジェームズ・ハットンが、これを科学的に証明するまで、実に23世紀を要しました。

 

 

古代ギリシャの地理学者ピテウスは紀元前3世紀ごろ、大西洋に航海し、海の潮汐(ちょうせき)は月による影響だと気づきました。

2000年経って、アイザック・ニュートンがそれを科学的に証明しましたが、それまでは、誰も信じませんでした。

潮汐は1日に2回、うち1回は月が空にない時に起きているからです。

 

 

また、ニュートンは地球の質量と比重とを算出しましたが、それが証明され、正しいとわかるまで、1世紀かかっています。

 

地球が宇宙の中心ではなく、自転しながら移動しているなど、ばかばかしい。

科学でも神学でもない。

宗教的には罪悪的な説だ。

これがローマ・カトリック教会の、ガリレオへの判決です。

 

 

バグダッドに病院を建てるとき、場所の選定にある方法を使いました。

各所に肉の塊をつり下げ、最も腐るのが遅かった地点を最適としたのです。

 

18世紀までヨーロッパでは、エジプトのミイラが薬の代表でした。

医学界には批判者もありましたが、医者は内科の病気の特効薬として、ミイラの粉の服用を薦めました。

そのために消えたミイラは、かなりの数になるそうです。

 

 

瀉血(しゃけつ)という、血を抜くのが治療法だった時期がありました。

それにはヒルが利用され(デラトミー)、医者の代名詞にもなりました。

イギリスの権威ある医学雑誌『The Lancet(ランセット)』は、瀉血に用いる外科用刃物の名称がその由来です。

不幸にも、ジョージ・ワシントン大統領は、その治療法の犠牲者のひとりです。

 

George Washington was an American Founding Father, military officer, and politician who served as the first president of the United States from 1789 to 1797.

 

「メンデルの法則」を発見し、今日では遺伝学の祖とも呼ばれるグレゴール・ヨハン・メンデル。

彼は聖職につき、修道院の庭でエンドウを栽培しました。

そして、歴史に遺る論文をスイスの植物学者に送りましたが、〝くだらぬ〞と書かれて返送されてきてしまいました。

自費で出版しましたが、だれも注目しませんでした。

あげく、科学の研究をあきらめてしまいました…。

彼の偉大さが認められたのは1900年、死後16年目のことです。

 

Gregor Johann Mendel OSA was an Austrian-Czech biologist, meteorologist, mathematician, Augustinian friar and abbot of St. Thomas’ Abbey in Brno (Brünn), Margraviate of Moravia. Mendel was born in a German-speaking family in the Silesian part of the Austrian Empire (today’s Czech Republic) and gained posthumous recognition as the founder of the modern science of genetics.

 

ローマ帝国の滅亡は、鉛が原因のひとつとされいます。

鉛の杯が使われるようになり、ワインに溶けて体内に入る。

これは排泄されませんから、下痢、頭痛をおこし、骨を弱め、女性は不妊症となる。

よって、上流階級は、2世紀ほどで家柄が絶えてしまう。

鉛を薬として使ったのだから、無茶な話しです。

 

Ancient Romans

 

アメリカ政府の調査によると、これまで試みられた減量法は、2万8000種以上もあるらしい。

しかし、有効で適切なダイエット法は、絶食です。

 

Overwhelmed obese woman looking at list of fad diets and surgical weight loss methods written on wall.

 

マネー・ピラミッド。

アメリカの社会保障庁は70年近くも、40年間働き続けた人の老後を調査しています。

調査し始めた1954年以来、その構成比は少しも変わっていないそうです。

すなわち、20%の人は無一文になり、60%の人は一生お金の心配から抜けられない。

15%は、普通に暮らせる。

そして、4%の人は小金持ちになり、1%が大金持ちになります。

誰でもが思い描くような、豊かな生活をおくれるのは、たった5%の人だけ。

ことお金に関する限り、社会のどの集団においても比率は変わらないことが、統計によって明らかになっています。

 

 

つまり、多数派はいつだって間違っている、ということです。

 

もしあなたが、他の人と同じでなければ不安だとか、他の人と違うことを実践するのに強く抵抗感があって、普通であることが一番だ、というよなタイプなら、このブログはあまりおすすめできません。

なぜなら、健康に関しても、同じような傾向を見てとることができるからです。

世界中のほとんどの人が「同じ道を辿って」亡くなっているという事実です。

現代の標準医学には、数え切れないくらいの病名がありますが、世界中のほとんどの人が「心血管疾患(心不全)」「脳血管疾患(脳卒中)」「ガン(悪性新生物腫瘍)」の、3大疾病で亡くなっているのです。

WHO(世界保健機関)によると、世界の年間総死亡約5400万人のうち、循環器疾患(心血管疾患;心筋梗塞、脳血管疾患;脳梗塞、脳血栓、脳出血など)が1670万人、感染症1350万人、悪性新生物(ガン)700万人、不慮の事故死590万人となっており、3大疾病が原因で死亡した人の割合は43.9%です。

また死亡総数から、感染症と不慮の事故を除く3大疾病の割合は68.5%となり、ほぼ7割の人が、たった3つの道を辿って亡くなっていることになります。[1]

そして、病人は増えつづけています。

つまり大多数の人は、健康に対するアプローチの何かが間違っていて、共通した同じ過ちを日常的に繰り返している、と考えるのが合理的です。

 

今の年金制度は必ず破綻する

 

下のグラフは、実質的な賃金の推移を表しています。

岸田総理は「所得倍増計画」を掲げて総理大臣に就任したにもかかわらず、ついに、リーマンショック期を超え、25ヶ月連続で実質賃金を下げ続けています。

国民生活に大きな被害が出る一方、自らに「利」がある主義主張を平然と繰り返す政治家や官僚…。

経団連のような、自国民を犠牲にしてまで経済界のためにだけ利益誘導する団体…。

 

 

厚生労働省は2024年7月3日、将来の年金額の推計結果を公表し、年金保険料の納付期間を45年間に延ばす案を撤回しました。

「財政検証」は、5年に1度行われることになっていて、厚生労働省は社会保障審議会の年金部会に結果を示しました。

「65歳になるまで保険料を納める案」が撤回されましたが、この年金制度は維持できるのでしょうか?

今回、この先100年の年金額を試算した結果、今の若い人も将来、年金は受け取れるという結果が出ました。

今の高齢者の年金よりも低い水準になるのは物価が上がる中、年金額は増えるにしても、物価上昇率よりは低くするという調整の仕組みがあるからです。

では、物価が上がる中、高齢者も生活が苦しいが、どうしてそのような仕組みがあるのでしょうか?

これは、今も行われている仕組みで、年金を支えるための保険料を納める若い世代に負担をかけすぎないためです。

今回の試算で、少し楽観的だった出生率がさらに下がるとか、経済成長率が低い場合、今回の試算より、年金額が下がる可能性があります。

さて、厚生労働省は、令和4年人口動態統計(確定数)の概況も取りまとめて公表しています。

合計特殊出生率は1.26で前年の1.30より低下し、過去最低となっています。

…少子化が止まりません。

厚労省は、年金額を増やす制度改正をしなければなりませんが、年金額の上昇率を抑える仕組みの変更や、パート労働者などを働いている企業の年金制度に入れる仕組みをさらに広げるなどの改正を年内にまとめる予定となっています。

この改革を怠ると、とんでもないことになります。

 

Japanese pension insurance booklet on wooden table. (Written ‘pension book’)

 

現在、日本の社会保障費が年間総予算に占める割合は34%で、その内訳は「高齢者と遺族に対する支払い(年金など)が51.2%と圧倒的に多く、これに「保険関係(医療保険と公衆衛生)の支払い」が、33.7%と極めて高い比率でつづいています。

割を食って、諸外国と比べて低率なのが「(子育て支援を含む)家庭関係の支払い」の7.0%や、「障害者などへの支払い」の4.7%です。[2]

前述の通り、厚労省は楽観的な見通しを示していますが、どんなに数字が苦手な人でも、「今の年金制度」が今後とも安泰であると信じるのは難しいでしょう。

年金というものは、働いている人が積み立てたお金を、働かなくなった人が受け取っているわけですから、働いている人の数が少なくなり、働かなくなった人の数が多くなれ ば、破綻するしかないのは自明の理です。

現在の日本では、15歳から64歳までを「生産年齢人口」と呼んでいます。

この年齢の人たちを一括りにして、便宜上「働いている人」と見なしているわけです。

14歳以下は「子供(年少人口)」であり、65歳以上は「高齢者(老年人口)」、この二つをひっくるめて、便宜上「働いていない人(従属人口)」と見なしているわけです。

この区分で数字を見ると、今から約10年前の2013年には、全人口に対する「生産年齢人口」の比率は61.3%、「高齢者」は26.0%でした。

ところが今から36年後の2060年に、この比率がどうなっているだろうかと推計すると、「生産年齢人口」の比率は50.9%まで減少する一方で、「高齢者」の比率は39.9%まで増加すると見られています。[3]

どういうことかと言うと、2013年には、「働いている人」一人が「働いていない人」一人の4割程度の費用を負担すれば良かったのが、2060年には、8割程度の費用を負担しなければならない、つまり負担が倍増するということなのです。

 

Old man and old woman carry cart. Elderly people love each other. Pensioners go to store.

生涯現役時代に突入した日本

 

こんなことができるわけがありませんから、〝制度を抜本的に変えるしかない〞ということになります。

では、どこをどう変えればいいのでしょうか?

残念ながら誰も押し黙るばかりで、何もはっきりとは言ってくれません。

前述の通り政府は「出生率がここまで上がったらとか、経済成長率がどうとか…」という仮説に基づいた数字を一応出しています。

しかし、消費税すら撤廃しようとしない政府が、どんなに色々な手を使っても、出生率がそんなに簡単に上がるとか、ダメダメの経済政策が好転するいう保証はどこにもありません。

移民を増やせば、「働いている人」の比率は劇的に増加しますが、野放図にこれをやると、取り返しのつかないレベルの社会問題を引き起こす恐れもあります。

すでに移民を増やした国では、暴動や迷惑行為、レイプなどの凶悪犯罪まで頻発していますし、日本国内も同様の状況が引き起こされています。

政府が一番やりそうなことは、「少しずつ目立たぬように社会保険料を支払う人の数を増やし、料率も上げていく」ということでしょうが、これは最悪です。

苦し紛れに、こんな姑息な手段に頼っていたら、今でも高負担に喘いでいる「働いている人たち」は、さすがにもう黙っていられなくなります。

「思いやり」とか「敬老精神」とか言った美しい言葉は、負担が一定限度に抑えられているからこそ語られるのであり、これが限度を越えれば、負担する側の不平不満は抑えきれなくなり、ついにはそれが、高齢者に対する「憎しみ」へと変わっていくのも避けられないでしょう。

「憎しみ」はしばしば悲惨な事件を引き起こしますから、社会全体が、耐え難いほどにギスギスしたものへと変貌していくことにもなりかねません。

そして、ここで一番割を食うのは、どう考えても「現在の働き盛りの人たち」です。

散々高額の社会保険料を払わされた上、自分たちがその恩恵をこうむれるはずの時期 になると、制度はすっかり違ったものになってしまっている可能性が高いからです。

現時点で「社会保険料の生涯拠出額が生涯受給額より少なくて済んでいるのは、1950年以前に生まれた人たちだけで、それ以後に生まれてきた人たちは、拠出額より低い金額しか受給できず、その差額は世代が後になるほど確実に拡大していきます。[4]

歳をとったら引退して「悠々自適」の生活を楽しもうと、多くの人が夢見ていたのは、もうすでに過去のものとなっています。

わたしたち(95%の人々)は、生涯働きつづけなければならない宿命にあるのです。

 

減らない病人、増えつづける国民医療費

 

そしてそれに追い打ちをかけるように懸念されるのが、増加する国民医療費です。

厚生労働省が公表した令和3年度の国民医療費は45兆359億円、前年度に比べ2兆694億円、4.8%の増加で、過去最高となっています。

この常軌を逸した金額もさることながら、憂慮されるのは「病人の多さ」です。

前述の通り、これからの日本人は「生涯現役」で働きつづけなければなりません。

ということは、これまで以上に「健康」という資産形成に注力しなければならないのです。

にもかかわらず、増えつづける病人…これでは経済的な資産形成もままならず、生活自体が破綻してしまいます。

「破綻する」とはどういうことかといえば、年金の額がどんどん減り、働きたいのに病気を患い、逆に医療費の出費が増加して、老後の生活が極端に貧しく、不安定になることを意味します。

 

わたしたちは、この状況を変えたいと思っています。

人はみな、自分にとっての最高の人生を生きる権利があるのです。

 

かつて、〝愛と非暴力〞でインドを列強支配から独立させ、国民を解放へと導いた偉大な指導者は、こう言っていました…。

 

あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい

You must be the change you want to see in the world.

Mohandas Karamchand Gandhi

 

また、アルベール・カミュは、著作『反抗的人間』のなかで、反抗という行為が個人の存在を確立し、社会的な変革の原動力となると述べています。

言うまでもなく、政治やビジネスは社会的、倫理的な責任を持つべきで、単に利益を増大させるための道具であってはなりません。

わたしたちは、〝不正義や不平等の共犯者にならない〞という意識的な反抗を表明することがその第一歩だと考えています。

 

不条理と、世界の明らかな不毛性とが最初から染み込んでいる考察に、反抗的精神がもたらす最初の進歩を認めよう。

不条理の体験では、苦悩は個人的なものである。

反抗的行動がはじまると、それは集団的であるという意識を持ち、万人の冒険となる。

(中略)われわれのものである日々の苦難のなかにあって、反抗は思考の領域における「cogito=我思う」と同一の役割を果たす。

反抗が第一の明証となるのだ。

しかし、この明証は個人を孤独から引き出す。

反抗は、すべての人間の上に、最初の価値をきずきささげる共通の場である。

われ反抗す、故にわれらあり。

Albert Camus

 

わたしたちが、出生率や年金問題をどうにかすることはできません。

しかし、健康の維持や改善のお手伝いをすることはできるかもしれません。

残念ながら、今日の医療政策や制度は、医療をビジネスとする勢力の強大な圧力がかかっており、民主主義の根幹である〝最大多数の最大幸福〞に合致したものになっているとは言えません。

どうせ働くなら、元気に笑って、楽しく働きたいですよね!

 

では、どうしたらいいのでしょう?

現代医学を科学的根拠とする主流の医療や東洋医学などの伝統医療、そしてホメオパシーやカイロプラクティックなど様々な療法がありますが、何をどのように実践するのが良いのでしょうか?

正しい知識と習慣化する意志さえあれば、多額の費用を掛けずとも、健康の維持は可能です。

国民一人当たり、2800万円ともいわれる生涯医療費を大幅に引き下げ、可処分所得を増やすこともできます。

 

Cheerful active senior couple jogging in the park. Fitness routines for elderly people. Working out together. Exercise to stop aging.

科学的根拠に基づく医療(Evidence-based Medicine)

 

医学は、人間の健康や病気に関する学問で、病気の原因や治療方法を研究します。

科学的根拠に基づいて、人体や疾病の構造や機能を解明し、総合的に体を理解することを目的としています。

医学の基本は生物学、化学、物理学、数学などの理学系の基礎知識で、人体を理解した後は、病気の原因や病状、病態を解明する「基礎医学」と、患者の病気を診断・治療・予防する実践技術を中心とする「臨床医学」を学びます。

一方、医療は医学を実用化する社会技術で、診療や医療機関で行われるすべての業務、組織運営・経営などを意味します。

医療提供側は、社会(国民や患者)が求める医療を提供する必要があります。

客観的に集積された科学的根拠に基づく医療(EBM)は、科学に近づくことができます。

18世紀にジェームズ・リンド(James Lind FRSE FRCPE)というスコットランド人海軍外科医が世界で初めて行った「対照比較試験」が登場するまで、世界にはさまざまなエセ医学・医療がはびこっていました。

対照比較試験によって、その治療効果が測定され、効果が証明された治療法は、現代の主流医療となり、エセ医療やニセ医者は姿を消していきました。

そして今日では、「科学的根拠に基づく医療(Evidence-based Medicine)」が医学界のコンセンサス(一致した意見)となっています。

つまり、「二重盲検法(ダブルブラインドテスト)」などを用いた複数の臨床試験の「系統的レビュー」や「メタアナリシス」による治療法の検証を必須とする考え方です。

今日では、臨床試験は新しい治療法を開発する際には当然踏まなければならないステップであり、効果的な医療を行うための鍵だという点で、医療の専門家の意見は一致しています。

とは言っても、医師がすべての研究論文に目を通し、自分なりの結論を出そうとするのは非現実的です。

その代わりに、医師たちが厚い信頼を置いているのが、医療に関するあらゆる研究を理解することに力を尽くし、医師たちが患者に最善の治療法をアドバイスするために役立つ論文を発表している学者たちです。

 

 

そのなかでも、もっとも有名でもっとも信頼されているのが、英国オックスフォード大学に本部を置く「コクラン共同計画(The Cochrane Collaboration)」です。

コクラン共同計画は、「科学的根拠にもとづく医療」という考え方に忠実に従い、臨床試験やその他の医療研究を調査し、どの症状にはどの治療が間違いなく効くのかという情報を提供することを目標にしています。

コクラン共同計画のライブラリには、何千という臨床試験の結果が蓄積され、すでに何百もの「系統的レビュー」が行われています。

系統的レビューでは、薬の効果だけでなく、あらゆる治療法の有効性が評価され、予備措置やスクリーニング(ふるいにかけて条件に合うものを選び出すこと)の価値や、生活態度や食生活が健康に及ぼす影響までも検討されています。

コクラン共同計画は、関連企業からは1ポンドたりともお金を貰っていませんから、何の有効性に関してであれ、系統的レビューの結論は公表されています。

つまり、公共性や倫理性が担保されているということです。

 

※系統的レビュー(システマティック・レビュー)とは、明確に作られたクエスチョンに対し、系統的で明示的な方法を用いて、適切な研究を同定、選択、評価を行なうことで作成するレビューを言う。一般的には介入の有効性をクエスチョンとすることが多いが、リスク因子、診断検査の正確性など他のテーマに関してもシステマティック・レビューは実施し得る。メタ解析とは、過去に行われた複数の臨床試験の結果を、統計学の手法を用いて統合して、全体としてどのような傾向が見られるかを解析する研究方法である。

たとえば、心房細動患者へのA薬投与による脳卒中の一次予防効果を明らかにするために介入研究が実施されたとする。システマティック・レビューによってA薬投与の効果を明確にするためには、過去に行われた複数の独立した研究成果をできるだけ系統的、網羅的に収集するように配慮し、研究の質についても吟味しなければならない。また、メタ解析を行う場合は、統合の可否を十分に検討したうえで、適切な統計モデルを用いて解析を行わなければならない。[5]

 

Moxibustion treatment – traditional Chinese medicine tools for acupuncture points heating therapy. Chinese herbal medicine. Moxibustion copper burner box with moxa herbal sticks in holistic spa.

代替医療の科学的治療効果とは?

 

今日よく耳にする「補完代替医療(Complementary and Alternative Medicine: CAM)」。(以下、代替医療)

現代の主流となっている医療は歴史的に、もともと反主流派であった代替医療が、その有効性を複数の対照比較試験を「系統的レビュー」や「メタ・アナリシス」を用いた研究によって「科学的根拠にもとづく医療(Evidence-Based Medicine)」として証明し、主流派となったという経緯があります。

東洋医学や伝統医学などのホリスティック(全体)医学の考えは、目に見えるものの裏にある生理作用や、精神といったものの働きを非常に重要視します。

東洋医学では、それを「氣」と総称しています。

そして目に見える「形」や「相」は、氣によって作られ、その氣の変動によっていろいろと変化し、生々営々されていると考えます。

氣と形とは、お互いに働き合い、協力し合っているという考え方です。

 

 

世界の多くの人は、代替医療のことを、エキゾチックで自然でホリスティックな医療と考え、欧米の巨大製薬会社(ビッグファーマ)に押しつけられた「コーポレイト・メディスン(企業の医療)」に対する防御手段と考えているようです。

多くの国々で、人口の半数以上が何らかの代替医療を利用しており、全世界では、毎年7兆2000億円相当のお金が代替医療に費やされていると推計され、医療支出のなかで、もっとも急速に成長している分野となっています。

数々の受賞歴を持ち、世界的評価の高い科学ジャーナリストであり学者でもあるサイモン・シン(Simon Singh)と代替医療の分野では世界初の大学教授となった医療研究者エツァート・エルンスト(Edzard Ernst)は、世界中の臨床試験を調査・研究した成果をまとめ、著書として発表しています。[6]

 

 

ちなみに本書の書評について、イギリスの権威ある総合科学学術雑誌『Nature』は、次のように述べています。

本書の調査は徹底的で、書きぶりはわかりやすい。

史実に基づく描写と、研究から得られたエビデンスについての詳細かつ明快な評価がしっかりと噛み合っている。

つまり、世界で最も読まれ、最も権威のある学術ジャーナルがお墨付きを与えているということです。

 

もしも代替医療の有効性と安全性が示されれば、それはまぎれもなく素晴らしいことで、それぞれの治療法の実質を見極めたいという動機から、彼らは以下の代替医療を調査対象としています。

鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法、アーユルヴェーダ、アレクサンダー法、アロマセラピー、イヤーキャンドル(耳燭療法)、オステオパシー(整骨療法)、キレーションセラピー、クラニオサクラル・セラピー(頭蓋オステオパシー)、クリスタルセラピー、結腸洗浄、催眠療法、サプリメント、酸素療法、指圧、人智学療法、吸い玉療法(カッピング)、スピリチュアル・ヒーリング(霊的療法)、セルラーセラピー、デトックス、伝統中国医学、ナチュロパシー(自然療法)、ニューラルセラピー、バッチ・フラワーレメディ、ヒル療法、風水、フェルデンクライス法、分子矯正医学、マグネットセラピー(磁気療法)、マッサージ療法、瞑想(メディテーション)、リフレクソロジー(反射療法)、リラクゼーション、レイキ(霊気)。

 

Homeopathy lab. Homeopath preparing alternative herbal medicines.

 

コクラン共同計画など、何百篇もの科学論文の結果にもとづいて、四つの主要な代替医療 — 鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法 — を吟味した結果、鍼については、ある種の痛みや吐き気には効果があるかもしれないという程度の科学的根拠は得られていますが、それ以外の症状について医療上の効果は認められず、治療法の基礎となる概念は科学的には理解できないことがわかっています。

ホメオパシーについては、科学的眼拠の示すところによれば、夢物語にすぎないものを患者に売りつけるまやかしの業界であるようです。

それに対してカイロプラクティックは、ある種の腰痛については理学療法と同等の効果がありそうですが、それ以外の症状について言われているような効果はありそうになく、深刻なリスクもありそうです。

ハーブ療法については、この分野からいくつか興味深い薬(抗うつ効果をもつセントジョーンズワートなど)が得られたことに疑問の余地はありません。

ハーブ療法への科学的なアプローチからもたらされた様々な治療薬は、今ではすっかり主流の医療に組み込まれているため、もはやハーブ療法と言われることはなく、現代薬理学の一部になっています。

薬(Drug)という言葉が、「乾燥した植物」を意味するスウェーデン語の「Druug」に由来すると聞けば、なるほどと頷けるでしょう。

しかし、薬効を認められたハーブを大きく上まわる数のハーブ薬が、有効性が証明されていないか、あるいは有効性が否定されているか、さらには確実に危険であることが判明しているにもかかわらず市場に出回っている状況だと報告されています。

 

St. John’s Wort (Hypericum perforatum)

 

彼らの調査研究によれば、驚くべきことに、今日存在するほとんどの「代替医療」は、科学的根拠に基づく医療ではないことになります。

効果が証明されていないもの、効果がないことが証明されているもの、安全でないもの、プラセボ効果のみのもの、微々たる効果しかないものに分類されており、ほぼ確実に効果があるものは、わずかです。

詳細は本書(日本語版)『代替医療解剖』(新潮社)をお読みいただくとして、代替医療(一部を除き)の有効性と安全性について下された判定は、おおむね否定的です。

代替医療は、年間総売上数兆円ものグローバル産業になっていますが、全般に、言われているような医療上の効果は認められていません。

つまり、何百万人という患者があてにならない治療法に頼って、お金を無駄に費やし、健康を危険に晒しているということになるのです。

 

Pills and money

 

現代の主流医療はどうなのか?

 

このような調査研究から得られる結論は、代替医療よりも現代医学に立脚した主流の医療の方が有効性や安全性が高いということです。

現代の医療に用いられる医薬品は非常に厳しい検証過程を経て認可されており、そこに費やされる費用も巨額だから、という説明が成り立ちそうです。

一方、現代の主流医療に対する、次のような反論や否定的意見が多くあるのも事実です。

 

とはいえ、いくら厳しく検証されたとしても、それは対症療法だ。

根治に導くわけではない。

治せない病気(治療法が無い)も多くある。

それに、化学合成された医薬品による副作用も心配だ。

医療事故(誤診や薬害など)による死亡者数(米国では年間少なくとも25万1454人が医療ミスで死亡している)も増加していているではないか!

なるべくなら、クスリは飲みたくない!

 

などといった不信感や危険性を指摘する声も多く耳にします。

直近では、COVIT-19のワクチンによる薬害を糾弾する論文などが次々と発表され、医薬品の濫用を疑問視する研究者や医師が急増しています。

コロナワクチンの安全性を疑問視する声は多く、2024年4月17日には、副作用が原因で死亡したと主張する遺族たちが国を集団提訴する事態にまで発展しています。

通常16年かかるワクチン開発が、なぜ1年足らずで実用化したのか??????

なぜ創業11年足らずのベンチャー企業だったモデルナ社が、ワクチン開発に成功したのか?????????

コロナで一躍有名となったモデルナ社が、2023年にコロナワクチンで売り上げた金額は、およそ1兆500億円です。

モデルナ社は、昨年の時点で世界で上から18番目の巨大製薬会社に成長しています。

同じく、コロナワクチンで有名なファイザー社も、製薬会社として世界初とな1000億ドル(日本円で約16兆円)の売上を記録しています。

 

 

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス感染症対応の教訓を踏まえて、権限強化などに向けた「パンデミック条約」の5月の総会での採択を目指すとしていますが、マスコミが散々煽った、パンデミックなどなかったことが判明しており、これに反対する市民のデモが2024年4月13日、東京・池袋で行われました。

スタート地点の東池袋中央公園は参加者で埋め尽くされ、沿道にも多くの支持者らが集まったということです。

「ワクチンが任意である日本の主権を無視して、接種を強要するWHOに強く抗議する」として、参加者は「健康を人質にしたWHOの横暴を許すな」「政府は条約の情報を国民に開示せよ」などとシュプレヒコールを上げ、駅周辺の通りを練り歩いたそうです。

また、中には、現在流通している2万種ちかい医薬品の9割は、不要だと断言する臨床医もいます。

 

 

このように現代の主流の医療に、批判されるべき点が多々あることに疑問の余地はありません。

現代医学の欠点は、人体を形態的・解剖学的に診て、人体はすべて同じ構造をし、同じ力を持っていると機械論的に考えてしまっている点です。

もちろんそれが全て間違っているというわけではありませんが、現代医学は、各個人それぞれの体力や体質、性格、年齢、精神などからくる生理作用の相違を無視して、解剖学上の統計に依存してしまっています。

よって検査をして器質的に問題がなければ、どんなに症状があったとしても「問題なし」になってしまうのです。

明らかに体調が悪いのに〝どこにも異常ありません〞と診断された経験のある方はとても多くいるのではないでしょうか⁉︎

 

 

現代医学は、顕微鏡などを用いた解剖分析的な方法によって目に見えるもののみを単位として、体系立てていこうというのが基本的な考え方です。

そのために、動物や人体解剖を行い、誰が見ても同じようにわかるもの、誰にも共通に備わっているものを抽出して、それを「科学的」と言っているわけです。

精神や生命がある時のみに働く生理的な力とか、各人の個性といった目で直接的にとらえることができないものは「非科学的」といってなかなか信用しません。

換言すれば〝現代の主流医療は代替医療よりはましだが、必ずしも満足のいく医療ではない〞ということなのでしょうか⁉︎

 

 

一隅(いちぐう)を照らす ─ ライフスタイル・メディスンという選択肢

 

さらに憂慮すべきは、巷に溢れる超加工食品などの「不健康食」や「殺虫剤・農薬」などの化学合成された有害物質を知らず知らずのうちに摂取している、という事実です。

わたしたちが、生涯をかけて食べる食事の量はどれくらいかというと…。

人生を80年、1日3食とすると、計算上8万食を越える数字になります。

1日平均の摂取量を2ℓ(固形分600g)と仮定すると、一生涯に約5万8000ℓ(固形分1万7000㎏)もの食べ物を摂取することになります。

もちろん個人差はありますが、平均的に考えても生涯にドラム缶(180ℓ)320本分もの食べ物を口にしているのです。

 

Eating junk food nutrition and dietary health problem concept as a person with a big wide open mouth feasting on an excessive huge group of unhealthy fast food and snacks.

 

食品の中にほんのわずかしか含まれていない有害化学物質が10PPMであったとしても、生涯摂取しつづけると約589gにもなります。

体内への蓄積性の高い脂溶性物質ではわずかと思っているものが、知らず知らずのうちに高濃度に蓄積されているかもしれません。

このような有害食品環境にさらされ、信頼できる医療が見当たらない現状において、わたしたちは、どのように健康を維持、改善すればいいのでしょうか?

健康の鍵を握るものとは、何なのでしょうか?

医聖ヒポクラテスが看破したように〝人体の不調は自然治癒力にしか治せない〞という学者や医師もいます。

 

 

生命の基本単位は「細胞」です。

ですから、いきなり、ある器官や臓器全体に不具合が生じることはありません。

人体における不調というのは、突き詰めて見れば、細胞の不調なのです。

そして「不調」とは、人体を動かす「エネルギー」が産生できない状態のことです。

エネルギーをつくり出しているのは、細胞内の小器官「ミトコンドリア」です。

つまり、細胞やミトコンドリアに不具合が生じるから、老化や病気が進行するわけです。

エネルギーがなければ、運動も思考も、そして生命もありえないのです。

 

Doctor with tablet and heart healthy foods and dumbbell ,check a healthy eating ,workout and fitness dieting.

 

このような背景から弊社は、病気に罹らない「健康医学(=予防医学)」を提唱し、自然治癒力を最大化する、少食(1日2食の16時間・間欠断食)や大腸のおそうじ習慣、生菜食、マグネシウムセラピーなどの「マイナス腸活・7つの習慣」というライフスタイルを推奨していているわけです。

前出のサイモン・シンらの調査研究対象に「ファスティング(断食療法)」は含まれていませんが、わたしたちは「ファスティング(断食療法)」には、バイオハック※としての科学的根拠があると考えています。

※バイオハッキング(biohacking):身体の内外の環境を整えて、主体的に健康の最適化を図る手法。『シルコンバレー式 自分を変える最強の食事』の著者デイヴ・アスプリー(Dave Asprey)が提唱した。

日本の断食療法の第一人者で、「断食博士」の異名をもつ甲田光雄医師による臨床実験によって、科学的根拠が示されていますが、オートファジーやケトーシスの検証もあります。

最後に物を食べてから、およそ12時間後に「オートファジー」や「ケトーシス」が発現します。

オートファジーを端的に言い表すとすれば〝病気や機能障害を避けるために、わたしたちが生まれつき備えている、身体が自らの部品を再利用・再生する方法。つまり、細胞が元来備えている重要なリサイクル装置=自然治癒力〞と、考えると分かり易いかもしれません。

2016年に大隅良典博士(東京工業大学栄誉教授)が、オートファジーの研究によってノーベル生理学・医学賞を受賞していることから、科学的根拠の一つとして挙げることができます。

 

オートファジーについて詳しく知りたい方は、こちらからご覧いただけます。

https://minus-chokaz.jp/human_body/1847/

 

 

これを今日の言葉で言えば「ライフスタイル・メディスン」ということになります。

ライフスタイル・メディスンを実践して健康を維持できれば、病気とは無縁でいられますし、国の医療費も大幅に削減できます。

ところが、「健康」は「水」と同様に、途方もない「使用価値」があるにも関わらず、健康(予防医療)や水には「交換価値」がありません。

人は「医学・医療」がなくても生きていくことができますが、「健康」がなくては生きられません。

ところが、ひとたび社会に病気が蔓延すると、医学や医療はとてつもない額の交換価値を生み出しますが、一方の健康は知らぬ間に、どこかに忘れさられてしまうのです。

多数派は、いつだって間違っていますが、しかし、自分で希望して、そこにいるのです。

人間とは、おかしな(行動経済学的)生き物ですね!

 

 

今日の社会に蔓延している病気の多くは、生活習慣病です。

つまり、病気の原因は、不健康なライフスタイルにあるわけです。

その原因を特定して、改善するのが唯一の「問題解決」のはずです。

しかし、現代の医学はこの当たり前を無視して、不健康なライフスタイルを原因とした結果である「遺伝子の異常」やら「細胞の異変」などの遠きに解決策を見出そうとします。

それは新薬の開発につながり、巨額の利益を得て、潤沢な研究費を獲得することができるから、なのでしょうか⁈

医師は「病気の専門家」として収益をあげなければ、病院の経営が成り立たちません。

健康維持のための運動や栄養の指導をしたところで、お金は稼げません。

したがって、職業訓練校である医学校で、健康について習うことはありませんから、仕方ないのかもしれません。

製薬業界を中心とする医産複合体からは、大きな圧力が政府やマスメディアにかかっていますから、報道されるのは耳障りのよいことばかりで、不都合な真実は報道されません。

よって、一般の国民が知らないことは山ほどあります。

 

Corona Virus news with assorted related newspaper headlines surrounding it

 

もちろん、医学や医療は重要です。

しかし、健康の維持に、45兆円などという巨額の費用は必要ありません。

必要なのは、科学的「知識」と「習慣」です。

弊社の活動は、病気治療を重視する従来の医療システムから距離をおき、人々の健康を保ち、病気を防ぎ、健康寿命を延ばすことを目的としております。

わたしたちは、誰もが自分にとっての最高の人生を生きるための社会的基盤として〝公衆衛生や保健学の専門家が活躍できる社会〞の実現が目指すべき方向性だと考えています。

弊社が無償でご提供しております書籍は、こうした社会的な状況や背景を憂慮し、新たなソリューション(解決策)を提案すべく執筆したものです。

しかし、誌面には限りがございます。

本ブログでは、健康的なライフスタイルにかかわる研究報告などから、生き方のヒントとなる有用な情報をご紹介していきたいと思っています。

ときどき、脱線もしますが、どうかご容赦いただきたいと思います。

 

本稿には、つづきがあります。

投稿しましたら、LINEなどでお知らせさせていただきます。

 

いい人になんてならなくていい

後悔しながら、砂漠を百マイルも

ひざまづいて歩かなくていい

体という柔らかい生き物が

愛するものを愛させればいいだけ

絶望について、あなたの絶望について話して、

そうすれば私も話すから

そうしているうちに世界は動きつづける

そうしているうちに太陽と透き通った大粒の雨が

風景をよぎっていく

大草原や深い森の上を

山や川の上を

そうしているうちに野生のガチョウが、

澄みきった青い空高く

ふたたびふるさとめざして渡っていく

あなたが誰だろうと、どんなに孤独だろうと

世界はあなたの想像力に姿を現し

野生のガチョウのように、けたたましく呼びかける…

世の中であなたがいるべきを場所を

何度も何度も教えようと

 

“ Wild Geese” by Mary Oliver

 

 

本稿は主に、拙著『Unshakeable Life “揺るぎない人生”』や『大自然の智慧 マグネシウムセラピー』から抜粋、要約したものです。

書籍は無償で、ご提供しておりますので、より詳しくお知りになりたいという方は、下記のURLからご請求ください。

https://minus-chokaz.jp/request/form.php

 


 

Notes

 

1 The World Health Report 1998: Life in the 21st century, WHO

2 国立社会保障・人口問題研究所「社会保障費用統計」2017年度

3 内閣府「選択する未来—人口推計から見えてくる未来像」平成26(2014)年11月

4 内閣府経済社会総合研究所 鈴木亘、増島稔、白石浩介、森重彰浩(ESRI Discussion Paper Series No.281)「社会保障を通じた世代別の受益と負担」2012年

5 出典:「横山徹爾:はじめて学ぶやさしい疫学(日本疫学会監修), 改訂第2版, p71-80, 2010, 南江堂」

6 “Trick or Treatment? : Alternative Medicine on Trial” by Simon Singh & Edzard Ernst

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