栄養
Nutrition
あなたは、あなたが食べてきたそのものです
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あなたは、あなたが食べてきたそのものです
2023.01.20
本稿は、2005年1月15日発行の『日経ヘルス』に掲載された記事の抜粋です。
ニンジン+リンゴベースで飲みやすい!と題して、断食博士・甲田光雄医師お薦めの生ジュースのレシピをご紹介します。
なかなか、朝食抜きがむずかしいという方にもオススメです。
「朝食がジュースだけ?朝はちゃんと食べた方がお通じにいいんじゃない?」と思う人もいるでしょう。
事実、「朝ご飯を食べると腸が動き出し、トイレに行きたくなる」という実感を持っている人も多いと思います。
これは「胃・結腸反射」と呼ばれるもので、胃に何かが入ると刺激で腸が動き、便意が起きるという現象です。
でも実は、1杯のジュースや水でも十分に起こるのです。
「排泄前に固形の物をドンと食べてしまうと、胃腸が消化で手いっぱいになり、排泄がおろそかになる」と甲田医師は話します。
そこで、胃腸を目覚めさせる刺激をきちんと起こす食べ物=ジュースがお薦めなのです。
できればジューサーやミキサーを使い、生で搾りたいですね。
コクがあって満腹度が高いので、慣れれば昼食まで十分持ちます。
ですから、朝食抜きがむずかしいという人にもオススメなのです。
ジューサーで搾るとカスの分だけ食物繊維の量が減ってしまいますが、水溶性の繊維やオリゴ糖はきちんと摂れます。
繊維の量を増やすには、搾りカスをちょっとすくってジュースに混ぜるか、ミキサーを使うレシピを。
寒天を溶かす手もあります。
朝ジュースはむくみにも効果的です。
「朝食をドンと食べると胃腸に血液が集まり、腎臓の働きが下がるので、尿のでが悪くなってむくみが取れない。
朝にむくみがちな人は、朝ジュースが最適ですわ」と甲田医師。
❶ニンジン+リンゴ
材料(1人分)
ニンジン 大1本
リンゴ ¼個
ほうれん草 ¼束
レモン ½個
作り方
材料を順にジューサーに入れて、最後にレモンを搾って出来上がり。
❷お通じ改善パワーをアップ「セロリとアロエの青汁ジュース」
材料(1人分)
ニンジン 大1本
リンゴ ¼個
セロリ 1本
キウイ ½個
レモン ½個
キダチアロエ 少々(あれば刻んで)
作り方
材料を順にジューサーにかけ、刻んだキダチアロエを入れ、レモンを搾る。
❸ミキサーだから繊維たっぷり「アボカドヨーグルトシェイク」
材料(1人分)
アボカド ½個
バナナ 1本
ヨーグルト 100~150g
レモン ½個
作り方
アボカド、バナナを一口大に切りミキサーにかけ、ヨーグルトを混ぜてレモンを搾る。