健康
Health care
いのちまで人まかせにしないために
Health care
いのちまで人まかせにしないために
2023.03.24
「西医学健康法」や「ライフスタイル・メディスン」などの健康医学では、菜食を重視して、肉類などの動物性タンパク質の摂取を控えるよう指導します。
それは何故なのでしょうか?
弊社のお客さまであれば、即座に「腸内腐敗」「腸内異常醗酵」が頭に浮かんだのではないでしょうか!?
健康医学は、なぜその症状が引き起こされたのか?つまり、原因が何かを考えます。
これを「症状即療法」といいます。
一方、現代の医学・医療は原因は考えず、症状に対処しようとする「症状即疾病」と考えますから、便秘は放置されることになります。
腸内に棲む夥しい数の微生物(細菌)は、胃や小腸で消化吸収しきれなかった動物性タンパク質を分解(腐敗)させ、インドールやスカトール、メルカプタン、アンモニア、硫化水素、アミン類などの悪臭・腐敗臭を放つ有害物質を産生します。
これらの毒素が血流にのって全身を循環し、さまざまな臓器や器官、遺伝子などを傷つけ、老化を促進したり、病気を発症させます。
過去から今日に至るまで、西医学や世界中の著名な研究者らが警鐘を鳴らし続けてきましたが、あまりに多くの人がこの事実を知らずに危険な状態を放置したまま生活しています。
何度もお話ししていますが、その危険な状態は「便やオナラの臭い」で分かります。
悪臭・腐敗臭の成分は、前述の腐敗産物(有害物質)なのです。
ですから肉食系の食生活で、大腸のお掃除を習慣にしていない人の便やオナラは、例外なく悪臭・腐敗臭がキツイのです。
便やオナラが悪臭・腐敗臭なのは、健常者の体の状態ではありません。
がん患者の方の便やオナラが例外なく、悪臭・腐敗臭だということを思い出してください。
しかし豊かさが歪に進歩した今日、「肉食」が抱える問題はそれだけではありません。
弊社では、「食品の品質保証」に関わる問題は、ただちに解決すべき重大な社会的課題であると認識していますが、そのためには何よりも国民がその実態を知る必要があると考えています。
本稿では以下にエビデンス(論文など科学的根拠)を示し、もう少し詳しくその理由を説明していきたいと思います。
近年、「赤身肉」の摂取量は、1週間あたり350-500gを超えないように制限すべきである、ということを示唆するエビデンス(科学的根拠)が増えています。
また「加工肉」に関しては、やめるか、ごくわずかにすべきだという知見が支配的です。[1]
ちなみに赤身肉350gというのは、だいたい中くらいのフィレステーキ1枚とラムロインチョップ1枚に相当する重さです。
国立がん研究センター(2013年「国民健康・栄養調査」)によれば、日本人の赤身肉・加工肉の摂取量は1日あたり63gで、うち赤身肉が50gとなっており、これを1週間にすると、赤身肉が350g、加工肉が91gとなります。
これは世界的に見て、最も低い国の一つですが、調査から10年後の今日に至り、肉の消費量はさらに増加しています。
前述の数値は平均値であって、欧米型の食事に偏っていたり、焼き肉大好きな人であれば、おそらく上記の量よりもはるかに多くの肉を毎週食べているはずです。
これは、ちょっとした懸念材料になります。
一応、「赤身肉」と「加工肉」とは具体的に何を指すのかを以下に記載しておきます。
赤身肉とは、牛肉、仔牛肉、豚肉、ラム(子羊)肉、羊肉、馬肉、やぎ肉、およびその他の哺乳類から取った食肉のことです。
加工肉とは、燻製、乾燥、硬化、塩漬けなどを行ったり、もしくは化学的な防腐剤などを加えたりすることで保存加工された食肉のことです。
具体例でいうと、ベーコン、サラミ、ソーセージ、ホットドッグ、ランチョンミート(生のひき肉に塩や香辛料などを加え、缶に詰め加熱した加工食品)などです。
目次
ではなぜ、赤身肉や加工肉の摂取を控えるべきなのでしょうか?
世界保健機関(WHO)の一機関である国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer: IARC)が発表した「発がん性分類」によれば、加工肉は「Group 1」に分類されています。
Group 1の意味するところは、加工肉が発がん性作用(特に大腸がんと胃がん)があることを示す明確なエビデンスがあることを意味しています。
同様に、赤身肉も「おそらく発がん性がある」ということを意味する「Group 2A」に分類されています。
1日あたりの赤身肉の摂取量が100g増えるごとに、結腸がんを発症するリスクが17%ずつ増加すると推定されています。[2~4]
加工肉の摂取に伴うリスクの増大はさらに大きく、加工肉の摂取量が1日あたり50g増えるごとに、結腸がんの発症リスクが18%ずつ増加すると報告されています。[5]
これまでに報告されている知見では、赤身肉の摂取量と膵臓がん及び前立腺がんの発症リスクの増大との間に関係性が認められており、また加工肉が胃がんの発症リスクを増大させている可能性も示唆されています。[6・7]
また肉類の過剰摂取は、心血管系疾患、肥満、Ⅱ型糖尿病の発症にも関与していることが数多く報告されているのです。[8~11]
このことは、権威ある科学雑誌『British Medical Journal』誌に掲載された疫学研究の結果、すなわち、赤身肉、特に加工肉の摂取の増加により、死亡リスクが10~13%増大するという知見を説明するものでしょう。[12]
弊社書籍でもご紹介しております通り、これらの知見は、アメリカ上院議会に報告された5000ページにも及ぶ『マクガバン報告』やコーネル大学の栄養学の世界的権威T・コリン・キャンベル博士らの大規模疫学調査(栄養学史上最大)でも明らかにされています。
現在は、貿易自由化政策で関税が下がったこともあり、安価なアメリカ産牛肉が日本でも流通しています。
牛を育てる際、肉質を柔らかくすることを目的に「エストロゲン」という発がん性のあるホルモン剤が使用されています。
エストロゲンには、女性の乳房痛や乳腺症、乳がん、肝斑、月経痛、子宮体がん、子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣がん、男性では肝硬変などの要因になります。
このエストロゲンは主に輸出用(日本向け)の牛肉に使用され、アメリカ国内向けにはほとんど使用されていません。
ちなみにヨーロッパのEU諸国では、このようなアメリカ産肉類の輸入は禁止されています。
家畜の約3分の2は工業型の畜産場(ファクトリーファーム)で飼育され、動物というよりは単なる商品として扱われ、取引されています。
このような工業的システムは、低価格での大量生産に好都合で、家畜は不潔、不衛生、不健康で劣悪な環境で飼育されています。
そのような環境で飼育されている動物は、日光の下で自由に歩き回ったり、走ったり、新鮮な空気を吸ったり、また自然の牧場であれば豊富にある天然の食料(草)を食べたりすることはできません。
彼らは、狭い空間に多数押し込められ、監禁された状態で飼育されているのです。
『FOOD, INC.』などのドキュメンタリー映画をご覧になれば、例えば、何万羽もの鶏が、バタリーケージ(ワイヤーでできた金網)に閉じ込められ、子牛と豚も金属製の家畜小屋もしくは窓のない小屋で飼育されている情景を目の当たりにすることになります。
映画『FOOD, INC.』のタグラインはこう伝えています。
You’ll never look at Dinner the same way.
“ あなたは決して夕食を同じように見ることはないだろう ”
このように疎外され、ストレスを感じ、苦しめられている生き物は、子孫を育てて楽しんだり、巣をつくったり、土を掘ったり、自然な生活を送ったりすることはけっしてありません。
さらに、不自然なほど過密な生活環境、質の悪い飼料(遺伝子組み換えのトウモロコシ)、および広く使用されている抗生物質やホルモン剤(成長促進や感染予防のために用いられる)は、肉類、牛乳および卵の品質に多大な影響を及ぼしていますが、それを消費する何十億人の人たちは、そのことに気がついていません。[13~17]
家畜がどのように飼育されているのかを知れば、肉類、牛乳、卵などを2度と食べなくなるか、少なくとも原産地や飼育方法を確認するようになるでしょう。
これらの実態は『Dominion』や『Slaughterhouse』といったドキュメンタリー番組でも確認できます。
牛や豚などの家畜は大きな肉体であるため、屠殺後は「レンダリング処置」と呼ばれる食料廃棄物の処理が施されます。
レンダリングの際に、体毛を剃ったり、角や蹄(ひづめ)を排除するといった下処理を行わないため、筋肉や内臓と同時に角や蹄、体毛や内臓に溜まった糞便もミンチにするのです。
ありえないことですが、このミンチ肉は140度ほどの高圧蒸気で加熱消毒された後、薬品で腐敗臭を消し、アミノ酸やタンパク加水分解物、動物性油脂などの製品になり、加工食品の原料として使用されます。
レンダリングされた肉を加工する際は、大量の水分を混入させた上で、大豆タンパクなどのタンパク性物質と結合させて増粘多糖類(肉の接着剤)で固形状にします。
水分を混入させると肉の風味が薄くなるため、食品添加物(化学合成物質)である調味料や香料、さらにはアミノ酸等を添加して生肉に近い風味にするわけです。
食品添加物を使えば、味や匂い、風味、さらには食感までどうにもできます。
キャリーオーバーなどメーカー保護とも取れるような抜け穴だらけの食品表示法では、消費者は食品に一体何が添加されているのかを知ることはできません。
※キャリーオーバー制度:原材料メーカーなどの下請け業者の時点で混入したり、手を加えた物質については、「完成品メーカーが全てを把握することは難しい」という理由で、表示義務を免除するという制度。
このように実質的に法的な規制のない日本においては、大量の添加物が混入した食品を「無添加」と称して販売しています。
認可されている食品添加物を英語で「Food additive」と言いますが、イギリスでは31種類であるのに対して、日本には1500種類以上もの添加物が存在します。
また英語圏には「Ultra-processed food(超加工食品)」と呼ばれる、添加物が多く含まれた食品を危険視する言葉がありますが、日本語には同様の単語が存在しません。
このUltra-processed foodの典型例が、何百種類もの添加物が含まれるカップラーメンや、レトルト食品、コンビニ弁当、ファストフードなどの加工食品です。
これら危険性の高い食品を無邪気に食べているのは、何も知らない日本人だけなのです。
そして病人は増えつづけているわけです。
海外のコンビニでは、菓子類以外の食べ物を販売していないことに納得させられます。
「日本のコンビニは進んでいるな!」と思った方は、大きな勘違いです。
これは「国民の健康を害してならない」という、社会倫理的な問題なのです。
コンビニやスーパーで安価に販売されているインスタント食品や加工食品、場合によっては総菜に使われている肉やハム、ソーセージなどの加工肉食品は、レンダリング処置された肉を用いて作られている可能性が高いと考えた方がよいでしょう。
レンダリングされた肉や大豆の搾りかすなどもアメリカから輸入されています。
これらは本来、廃棄処分されるはずの肉なのです。
わたしたち日本人の胃袋は、ゴミ箱代わりなのでしょうか!?
東京大学大学院(農学科学研究科)は、2035年の米国産牛肉の輸入量は、国産牛の倍以上になると試算しています。
食物連鎖が自然の摂理だとしても、わたしたちは「命をいただいている」のです。
貪欲に染まった人間社会には、正しい社会倫理に基づいた行動が求められています。
敬天愛人
天を敬い人を愛すること
これは西郷隆盛の座右の銘で、故稲盛和夫氏が大切にした経営指針ですが、人間として「天に恥じない行い」が大切です。
食品の品質保証もその一つです。
わたしたち人類は、「食糧生産・農業改革」を早急に推し進める必要があります。
それは大量生産された、安価で不健康な肉類および動物性食品の過剰摂取をやめ、その摂取量を大きく減らすこと、動物の福祉と地球環境を尊重し、倫理的に問題ない方法で飼育された動物の高品質食品の少量生産・少量消費を支持することでもあります。
では、赤身肉の何が悪いのでしょうか?
肉類および動物性食品由来の脂肪は、飽和脂肪酸を豊富に含みます。
ラード、ソーセージ、サラミ、牛肉、豚肉、羊肉の脂身の多い部分には、飽和脂肪酸が高濃度で含まれており、加えてバター、クリーム、ギー(半液体状のバター)、普通牛乳およびチーズなどの乳製品や鶏皮も飽和脂肪酸を多く含んでいます。
男性、女性のどちらにおいても、心疾患が主たる死亡原因となっています。
血中コレステロール濃度が高まることが、アテローム性動脈硬化症の主なリスク要因のひとつで、このアテローム性動脈硬化症は、心臓発作および脳卒中の原因のそれぞれ90%、60%を占めています。
以前のブログ記事(コレステロールは悪者か?)で取り上げましたが、血管壁に傷がなければ、LDLコレステロールがプラーク(血栓)を形成するリスクはありません。
つまり、水道水を飲まない、トランス脂肪酸(ジャンクフードなど)やホモジナイズドされた乳製品を摂らない人の血管壁が傷つくリスクは低いということですが、大半の人はこのことを知りません。
ですから、ほとんどの人が「血管壁の傷」→「プラーク」→「アテローム性動脈硬化症」→「心臓発作」「脳卒中」のリスクを抱えていることになります。
さらには、心不全、末梢動脈疾患および脳血管性認知症も、ほとんどの場合、アテローム性動脈硬化症が原因となって発症しています。[18]
動物性食品、特に赤身肉はL-カルニチンとコリンを豊富に含んでおり、これらの物質は腸内細菌により代謝(分解)され、最終的にトリメチルアミン N-オキシド(TMAO)と呼ばれる代謝物を産生します。
このTMAOの血中レベルの上昇は、炎症反応および血小板凝集を促進して、ヒトにおいて心臓発作および脳卒中につながることが示されており、また、肥満やⅡ型糖尿病の発症に関与している可能性も示唆されています。[19]
赤身肉および加工肉による発がん性作用に関わる要因・メカニズムは、概して以下のものが挙げられます。
赤身肉にはヘム鉄が高濃度で含まれています。
ヘム鉄は、腸で分解された場合、N-ニトロソ化合物(N-nitroso compounds)と呼ばれる強力な発がん性物質の産生を促進します。
ヘム鉄によって酸化ストレスも増大し、DNA(遺伝子)へのダメージ、さらにはその変異を増加させます。[20]
赤身肉には、シアル酸と呼ばれる分子も豊富に含まれています。
シアル酸は、ヒトの組織中に取り込まれると、強力な免疫反応および炎症反応を引き起こすことが知られており、それによりがんの発症率が5倍に増加すると言われています。[21]
ヒトがダイオキシンおよびダイオキシン様化合物(工業生産によって生じる汚染物質および副産物)に曝露されるのは、ほとんどの場合(95%以上)、肉類、卵、乳製品および脂肪分の多い魚類を摂取したときです。[22]
ダイオキシンは脂溶性であるため、動物が汚染された飼料や汚染された土地の草を食べると、その動物の組織、特に脂肪を多く含む組織にダイオキシンが蓄積されます。[23]
肉の霜降りの部分に大量の毒物が蓄積しているわけです。
ダイオキシン類(ダイオキシン、ダイオキシン様化合物)には、発がん性があることが示されています。[24-26]
これらは毒性の強い化合物で、免疫系機能に対してダメージを与えたり、内分泌系の働きを妨げたり、さらには生殖および発育・発達に関する問題を生じさせたりします。[27]
肉類の調理の仕方によっても、ある種のがんの発症リスクが増大することがあります。
肉類を高温で調理し、黒くなったり、焦げたりした場合(例:バーベキュー)、ヘテロサイクリックアミン(Heterocyclic amines: HCAs)や多環芳香族炭化水素(PAHs)と呼ばれる、強力で有害な変異原性物質が多量に産生されます。[28]
これらの物質は、私たちの体に速やかに取り込まれ、拡散していきます(1本の髪の毛から検出されることもある)。[29]
肉類を加工処理(燻製や硝酸ナトリウム[発色剤]を使用した塩漬け)することで、ニトロソアミン(nitrosamines)と呼ばれる発がん性物質が産生されます。
ハムやソーセージの製造時に使用される亜硝酸ナトリウムや亜硝酸カリウムなどのニトロソアミンを含む発色剤は、胃や腸など、消化した食物が溜まる消化器官系のがん発生率を高めます。
動物実験において、このニトロソアミンが広範な組織に作用し、強力な発がん作用をもつことが示されています。[30・31]
特に肉食系の人が速やかに排泄すべきなのは、この問題が大きいからなのです。
最後にもう1つ、肉類およびその他の動物性食品の摂取とがんの発症を結びつける要因として、たんばく質および、ある特定のアミノ酸(含硫アミノ酸および分岐鎖アミノ酸)を多量に摂取することが挙げられます。
これらは、がんの発症につながる情報伝達経路を活性化する一方で、悪性細胞が腫瘍へと成長していく前に、そのような細胞を検知し、殺傷する作用をもつ免疫系細胞の働きを阻害してしまうのです。[32-34]
一般的な欧米型の食事に含まれる総たんばく質量は、平均すると、必要量よりも40%ほど多いようです。
アメリカ人の死因の第1位が「心臓病」であることに納得させられます(日本はガンに次いで第2位)。
一般的なアメリカ人男性では、1日のたんぱく質摂取量が平均90gで、そのうちの60%が動物性食品由来となっています。
たんばく性の摂取制限もしくは動物性たんばく質の代わりに植物性たんぱく質を摂取することで、前立腺がんおよび乳がんの増殖を顕著に抑制できることが示されていることからも、このような現状は、大きな問題であると考えられるのです。[35・36]
近年、たんぱく質の摂取量を中程度・適度に制限することで、免疫細胞が腫瘍細胞を検知・致死させる能力が高まり、腫瘍の増大が強力に抑制されたという結果が報告されています。[37~39]
必ずしもベジタリアンになる必要はありません。
「動物愛護など倫理的な理由から、そのようにしなければならない」ということではない限り、質のよい肉類を、月に数回、少量ずつ摂取することは問題ないと考えられます。
ただし、次に肉類を購入し、摂取しようとする際には、以下の3つのことを自問することをお勧めます。
1.前回、肉類を摂取したのはいつか?
私は一体なにを食べているのか?
リスクを思い出してください!
2.その肉類の原産地はどこか? その動物が何を食べて、どのように飼育されたのか?
少なくとも、もしその肉に「米国産」と表記されていた場合、迷わず棚に戻してください。
国産の放牧などで健康的・福祉的・倫理的に飼育された家畜の肉だけにすべきです。
もちろん、ほどほどに。
肉料理に限らず、消化吸収できる量が目安です。
3.「大腸のお掃除(デトックス)」の準備はできているか?
実質的に品質が保証されていない米国産などの肉類を大量に摂取し、さらにコンビニ弁当やファストフード、ジャンクフードなどの加工食品を食べているとしたら、あなたのお腹の中は腐敗産物と化学合成物質、つまり有害物質だらけです。
そしてあなたが「慢性便秘」に悩まされているとしたら…
大腸は、それらの毒素を再吸収し、血流にのった有害物質は全身を循環…こうして病気がつくられていくのです。
「動物性タンパク質」
×
「化学合成物質」
×
「便秘」
の組み合わせは、最悪の結末を招きます!
人は自分の歯で墓穴を掘り、武器よりも自分の呪われた道具で死ぬ
トマス・マフェット(Thomas Muffet)
イギリスの博物学者・医師・ナチュラリスト
References
1.World Cancer Research Fund. Continuous Up date Project Expert Report 2018. (2018). <https:// www.wcrlorg/dietandcancer/about>
2.Norat. T., et al. Meat. fish. and colorectal cancer risk: the European Prospective Investigation into cancer and nutrition. Journal of the National Cancer Institute, 97. 906-916 (2005)
3.Sandhu. M. S.. White. I. R. & McPherson. K Systematic review of the prospective cohort studies on meat consumption and colorectal cancer risk: a meta-analytical approach. Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention. 10. 439-446(2001)
4.Chan. D. S.. et al. Red and processed meat and colorectal cancer incidence: meta-analysis of prospective studies. PLOS One, 6, e20456 (20ll)
5.Ibid.
6.Bouvard. V.. et al. Carcinogenicity of consumption of red and processed meat. The La11cet: Oncology, 16. 1599-1600 (2015)
7.IARC Working Group. Red meat.!ARC Mo110-graphs (2018)
8.Mozaffarian. D.. et al. Changes in diet and lifestyle and long-term weight gain in women and men. The New Engla11d journal of Medicine. 364,2392-2404 (20ll)
9.Rohrmann. S.. et al. Meat consumption and mortality-results from the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition. BMC Medicine. 11,63 (2013)
10.Micha. R.. Michas. G. & Mozaffarian. D. Unprocessed red and processed meats and risk of coronary artery disease and type 2 diabetes – an updated review of the evidence. Czヽrrent A therosclerosis Reports, 14, 515-524 (2012)
11.Pan, A., et al. Red meat consumption and riskof type 2 diabetes: 3 cohorts of US adults and an updated meta-analysis. The American journal of Clinical Nutrition. 94. 1088-1096 (2011)
12.Zheng, Y.. et al. Association of changes in red meat consumption with total and cause specific mortality among US women and men: two prospective cohort studies. BM], 365. 12110 (2019)
13.van den Bogaard. A. E. & Stobberingh, E. E. Epidemiology of resistance to antibiotics. Links between animals and humans. International Journal of Antimicrobial Agents, 14, 327-335 (2000).
14.Martinez. J. L. Environmental pollution by antibiotics and by antibiotic resistance determinants. Environmental Pollution. 157. 2893-2902 (2009)
15.Sapkota, A. R.. et al. What do we feed to food-production animals 7 A review of animal feed ingredients and their potential impacts on human health. Environmental Health Perspectives, 115. 663-670 (2007).
16.Fernandes. A. R.. et al. The assimilation of dioxins and PCBs in conventionally reared farm ani mals: occurrence and biotransfer factors. Chemosphere. 83. 815-822 (2011)
17.Bauman. D. E. Bovine somatotropin review of an emerging animal technology.Journal of Dairy Science. 75. 3432-3451 (1992).
18.Goldstein. J. L. & Brown. M. S. A century of cholesterol and coronaries: from plaques to genes to statins. Cell. 161.161-172 (2015)
19.Zhu. W.. et al. Gut microbial metabolite TMAO enhances platelet hyperreactivity and thrombosis risk. Cell. 165. 111-124 (2016)
20.Bastide. N. M.. Pierre. F. H. & Corpet D. E. Hemeiron from meat and risk of colorectal cancer: a meta-analysis and a review of the mechanisms involved. Cancer Prevention Research, 4. 177-184(2011)
21.Samraj. A. N.. et al. A red meat-derived glycan promotes inflammation and cancer progression. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 112. 542-547(2015)
22.Office of Chemical Safety, Australian Government Department of Health and Ageing. National Dioxins Program Technical. Australian Government Department of the Environment and Heritage, 12 (2005)
23.Weber. R.. et al. Reviewing the relevance of dioxin and PCB sources for food from animal origin and the need for their inventory, control and management. Environmental Sciences Europe, 30. 42 (2018)
24.Assessment of the health risk of dioxins: re-evaluation of the tolerable daily intake (TD!). Geneva, Switzerland. Food Additives and Contaminants, 17. 223-369 (2000)
25.Shimada. T.. et al. Activation of chemically di verse procarcinogens by human cytochrome P450 !Bl. Cancer Research. 56. 2979-2984 (1996)
26.Steenland. K.. et al. Dioxin revisited: developments since the 1997 IARC classification of dioxin as a human carcinogen. Environmental Health Perspectives. 112. 1265-1268 (2004)
27.Fernandez-Salguero. P., et al. Immune system impairment and hepatic fibrosis in mice lacking the dioxin-binding Ah receptor. Science. 268.722- 726 (1995)
28.Sugimura. T. Carcinogenicity of mutagenic heterocyclic amines formed during the cooking process. Mutation Research, 150, 33-41 (1985)
29.Turesky. R. J. & Le Marchand. L. Metabolism and biomarkers of heterocyclic aromatic amines in molecular epidemiology studies: lessons learned from aromatic amines. Chemical Research in Toxicology, 24. 1169-1214 (2011)
30.Loh. Y. H.. et al. N-Nitroso compounds and cancer incidence: the European Prospective lnvestigation into Cancer and Nutrition (EPIC) -Norfolk Study. The American Journal of Clinical Nutrition, 93. 1053-1061 (2011)
31.Mirvish, S. S. Role of N-nitroso compounds (NOC) and N-nitrosation in etiology of gastric. esophageal. nasopharyngeal and bladder cancer and contribution to cancer of known exposures to NOC. Cancer Letters. 93. 17-48 (1995).
32.Pili. R. & Fontana. L. Low-protein diet m cancer: ready for prime time? Nature Reviews: Endocrinology, 14. 384-386 (2018)
33.Orillion. A., et al. Dietary protein restriction re programs tumor-associated macrophages and enhances immunotherapy. Clinical Cancer Research. 24. 6383-6395 (2018)
34.Gao. X.. et al. Dietary methionine influences therapy in mouse cancer models and alters hu man metabolism. Nature. 572. 397-401 (2019).
35.Adelaiye, R. M.. et al. Tumor growth inhibition and epigenetic changes following protein diet re striction in a human prostate cancer model A11lerican Association for Cancer Research, 73. 4859 (2013)
36.Lamming. D. W.. et al. Restriction of dietary protein decreases mTORCl in tumors and somatic tissues of a tumor-bearing mouse xenograft mod el. 011cotarget. 6. 31233 (2015)
37.Orillion. A.. et al. Dietary protein restrict10n. Clinical Cancer Research (2018)
38.Rubio-Patino. C.. et al. Low-protein diet induces IREl a-dependent anticancer immunosurveillance. Cell Metabolism. 27. 828-842. e827 (2018)
39.Orillion. A. R.. et al. Methionine restriction in creases macrophage tumoricidal activity and significantly inhibits prostate cancer growth. American Association for Cancer Research. 77. 250(2017)