塩類下剤について

塩類下剤について

2019.05.31

「腸内腐敗」の予防・改善は、医薬品レベルです。

毎日の大腸のおそうじには、「第一選択薬の塩類下剤」をお役立てください。


医薬品とは、「病気の予防や治療を目的」としたもので、その名称や成分内容、効果効能や副作用、用法や用量、分量などについて、品質や有効性、安全性に関する調査が行われた結果、正式に厚生労働大臣や都道府県の知事から承認を受けたものです。


塩類下剤は、刺激性・習慣性がありません

「塩※類下剤」は酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウムを代表的な主原料とする、穏やかに排便を促す医薬品です。

塩類下剤は「第一選択薬※」で、人体に直接作用せず、便に水分を含ませ、体積を増した便が直腸を刺激して、自然な蠕動運動による排泄を促します。刺激性の下剤と異なり、飲み続けると効き目が落ちて、服用量を増やさなければならない(習慣性)、ということがありません。

胃で消化された食物は、小腸で栄養分を吸収されますが、このとき水分の90%も吸収され、その残渣が大腸へと送られます。大腸は、食物の残渣(便)からさらに水分を抜き取る働きをします。便が大腸に長くとどまると、カチカチの硬便となり、排泄しにくい状態になります。

塩類下剤は、その浸透圧の働きで、腸壁から水分を集め、便に水分を含ませて柔らかく、排泄しやすい状態にします。容積を増した便は、直腸を刺激して脳に「排泄の準備が整いましたよ」と伝達します。すると脳はその情報を受け取り、「排泄しなさい」という命令が腸に伝えられるというわけです。

塩類下剤を服用すると、軟便や水溶便といった状態で排泄されることがあります。これを「下痢」と勘違いする人が多く見受けられますが、まったく問題はありません。塩類下剤は、水分を抜き取られて固くなった便に、水分を含ませる働きをするからです。

また塩類下剤は、刺激性や習慣性もなく、長く飲み続けても効き目が落ちません。


※塩(えん)とは、化学で用いられる用語で、酸に由来する陰イオンと塩基(アルカリ)に由来する陽イオンが結合してできる化合物のことです。いわゆる「塩(しお)」のことではありません。

※第一選択薬:表1 .「慢性便秘症の保存的治療とそのエビデンスレベル・推奨度」を参照ください。


マグネシウムは、人体に必要不可欠な栄養素(必須ミネラル)です

マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素で、生命維持に必須のミネラルです。必須ミネラル16種類中の主要ミネラル7種類のうちのひとつです。

体内に存在するマグネシウムの約57%は骨に、40%が臓器や筋肉中に存在し全体重の約0.1%をしめます。マグネシウムは、体内で約300種類の酵素の働きを助け、タンパク質の合成やエネルギー代謝、栄養素の合成・分解過程のほか、遺伝情報の発現や神経伝達、筋肉の収縮、血圧調整、体温調整、血糖値の調整などにも関与しています。

食物では未精白の穀物や種実類、昆布やひじきなどの海草類に多く含まれています。


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