マイナス腸活のすすめ

脂肪の何がいけないの?

2020.12.18

私たちが体重計に乗るとき、体を構成している、概ね4つの要素の合計を測っています。

その構成要素の1つ、「脂肪」については、ネガティブなイメージをもつ人が多いと思いますが、悪いことだけではありません。

では、体重を構成しているそれぞれの要素についてみていきましょう。

1. 骨

私たちヒトは、骨が多ければ多いほど長生きできます。

骨密度が高い幸運な人種として知られているのが「アフリカ系」の人たちです。骨を強くする「カルシウム」と同時に、骨をしなやかにする「マグネシウム」の摂取が大切です。マグネシウムが欠乏すると、それを補うために、骨の主成分である「ハイドロキシアパタイト」の結晶表面のマグネシウムが溶け出し、細胞の外に出て行きます。するとペアになっているカルシウムも骨から流出してしまうのです。つまり、ハイドロキシアパタイトの結晶密度が低くなり、骨がスカスカの「骨そしょう症」になってしまうということです。

2. 筋肉

筋肉は、あればあるほど健康になれます。

筋肉はブドウ糖を取り込みます。運動をすればするほど筋肉も増えて、筋肉が増えるほどインスリン感受性も高まって、脂肪を貯め込まなくなります。骨と筋肉を増強すれば、エネルギーを貯め込まないで燃やす方法を手に入れることになるのです。その結果、体重にかかわらず、健康状態を向上してくれます。最近、「ジムマニア」が急増しているのも頷けます。

3. 皮下脂肪

意外に思うかもしれませんが、皮下脂肪は、その量と寿命が比例していて、多ければ多いほど健康に良いのです。

皮下脂肪は身体中の脂肪の80%を占め、貴女に砂時計のようなメリハリを与えてくれています。女性に皮下脂肪が少なければ、少年のような体型になってしまうでしょう。BMI値が25から30のちょっと太り気味の人は、BMI値が19未満のやせた人より長生きしているといった、貯蔵皮下脂肪の量が長寿に比例することを示す研究は多くあります。『VOGUE』の表紙を飾っている「棒みたいなモデル」より長生きすることができるでしょう。

4. 内臓脂肪

内臓脂肪は別名、腹部脂肪、異所性脂肪、または太鼓腹とも呼ばれていますが、ヒトに常に害をもたらす「死の脂肪」です。

内臓脂肪は、腹部内部や肝臓や筋肉など、本来つくべきところではないところについた脂肪で、体脂肪の約20%、または総体重の4〜6%を占めます。この内臓脂肪の多寡(多いか少ないか)は、約15年分の人生を左右する、という研究が報告されています。

健康という意味では、たった4〜6%の内臓脂肪が問題なのです。運動だけで「減量」することはできませんが、内臓脂肪は減らせます。

良くも悪くも「習慣」が人をつくるのです。

やってみよう!
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