楽にしてあげたい
子どもの便秘
スイマグ・エースは、3歳から使える
無添加・非刺激性の便秘薬です。
こんなご質問、届いています
週7日のうち、1回か2回しか便が出ていなければ便秘です。
また、毎日排便があっても、便が硬かったり、出すときに痛がったりする場合も便秘です。
上記のような状態が1~2カ月以上続くと「慢性便秘症」と診断され、積極的な治療の対象となります。
身体的な要因としては、慢性的な水分不足、食物繊維のすくない食事、肥満、低栄養などがあげられます。
環境的な要因としては、トイレトレーニングの強制や、
保育園や学校のトイレがきらい、いじめや大人の過干渉で緊張状態がつづく、などが考えられます。
便秘の解消に役立つ、次のことを実践してみてください。
- 生活習慣
早寝早起きで生活リズムをととのえ、適度な運動で腸をうごかしましょう。
1日のうち1度は、ゆったりトイレにすわる時間をもうけましょう。 - 食事習慣
水分補給を十分におこない、腸をうごかしましょう。
食べすぎは、便のつまりを悪化させます。食物繊維も、食べすぎればつまりの原因になります。
上記をおこなっても便秘が改善しない場合は、効果が確実とされている薬を
きちんと飲んで便秘の悪化を防ぐことが大切です。
子どもの便秘に使われる薬はいずれも安全性が高く、
くせになりにくいので、便秘の状態が続いているよりはるかに安全です。
お子さまの便秘を
長引かせないために・・・
おなかが痛くならず、くせにならない
水酸化マグネシウムの便秘薬をお試しください。
非刺激性の成分がおだやかに作用し、
お子さまの便秘を改善します。
他にもこんなご質問にお答えしています。
病院で一番多く処方されるのは、「
これらの治療薬は、便に直接はたらきかけて柔らかくするもので、くせになりません。
「
「
上記でよい結果が得られない場合は、
「刺激性下剤」(ピコスルファートナトリウム、センナ、センノシド)が使われます。
「刺激性下剤」は、効果を実感しやすい一方、腹痛がおきることもあり、量の調節が必要です。
※( )内は成分名です。上記の便秘薬は、すべて市販薬としても販売されています。
口から入った食べものは、腸が正常にうごいていれば、24時間ほどで排泄されます。
便がたまっているのに便意がおきないのは、つねに便が直腸にある状態が続いたことで、腸が鈍感になっているためです。
鈍感になってしまった腸を正常にもどすには、便を柔らかく保ち、いつも直腸を空の状態にしておく必要があります。
まずは便秘薬などで直腸にたまった便を出してから、あらためて
水分補給や腹部マッサージの習慣をつけ、柔らかい便を維持するよう試みてください。
便は、腸の中にとどまればとどまるほど水分をうばわれ、硬くなっていきます。
便から水分を吸収するのが大腸のはたらきなので、それ自体はまっとうなことなのですが、お子さまの身になると大変です。
ひどい時には肛門が切れてしまい、排便に対する恐怖心が生まれてしまうので、なるべく早く便を出してあげましょう。
浣腸や
お子さまがいやがる場合には、便秘薬を使って1~2日かけて便を柔らかくしてから出すのが良いでしょう。
お水が飲めない子はたくさんいますが、かといってジュースばかりというのも大人としては心配ですね。
対処法として、食事の時の水分に気を配るようにしてください。
いつも固形で食べているものをスープにしたり、水分でとろみをつけたりするなど、
無理なく水分をとれる食べ方に切り替えてみましょう。
おやつに水分の多い果物(スイカ、いちご、みかん、ブルーベリーなど)を選ぶのもよい方法です。
子どもがすすんで飲むものは、成長と共に変わっていくものです。
今お水が飲めないならお茶、お茶でもだめなら牛乳、それでも飲めなければ
ヨーグルトにするなど、その時とれるものを柔軟に選ぶようにしてください。
そろそろトイレトレーニングを始めようかな、と思っていますが、
便秘が悪影響を与えることはありますか?
便秘のお子さまは、力んでも出せなかったり、出す時に痛がったりすることがあります。
このような状況でトイレトレーニングを始めると、トイレに行くのがいやで排便を我慢してしまうかもしれません。
我慢すると、便はますます硬くなり、出しづらく、痛みをともなうようになっていきます。
トイレトレーニングが便秘を悪化させかねないので、まずは便秘の改善を優先するのが良いでしょう。
本人が排便の気持ちよさを実感し、ある程度排便の習慣がついてからトイレトレーニングを始めることをおすすめします。
参考「こどもの便秘 ―正しい知識で正しい治療を―」
小児慢性機能性便秘診療ガイドライン作成委員会
スイマグ・エースは、3歳から使える
無添加・非刺激性の便秘薬です。
成分
水酸化マグネシウム(360mL中36g含有)
服用方法
お子さまの年齢に応じた用量を
1日1回、水または白湯で服用してください。
年齢 | 用量 |
---|---|
3〜6歳 | 1回 4~7mL |
7歳〜10歳 | 1回 6~10.5mL |
11歳〜14歳 | 1回 8~14mL |
○計量前は、ボトルをよくふってください。
○キャップに目盛がありますので計量の際におつかいください。
スイマグ・エースはどうやって効くの?
腸管から水分を集める
吸収して柔らかくなる
気持ちのいいお通じへ
お子さまとスイマグ・エース
スイマグ・エースは何歳から飲めますか?
3歳以上のお子さまにご利用いただけます。
子どもが服用する場合の用量と頻度を教えてください。
キャップに1/3(4~7ml)程度を1日1回、水または白湯で服用してください。
服用時間は、お水をたくさん飲める空腹時がおすすめです。
毎日飲んでいいのですか?
便秘がひどくなってしまってから飲むと、出るまでに時間がかかり、また出す時にお尻が痛くなります。
便が硬くならないように、毎日同じ量を飲む方が良い結果が得られます。
スイマグ・エースはくせになりませんか?
スイマグ・エースは、大腸に刺激を与えず、便に直接はたらきかけて柔らかくする便秘薬です。
くせになりにくく、量が増えていくこともありません。
スイマグ・エースを始めとするマグネシウムの便秘薬は、効果を実感しやすく、
くせになりにくいため、幼児や学童の便秘に一番よく処方されています。
お腹が痛くなりませんか?
スイマグ・エースの主成分「水酸化マグネシウム」は非刺激性の成分です。
そのためほとんどの場合お腹は痛くなりませんが、マグネシウムがはたらく時に腸が動くため、
お腹の中が動く感じや、ゴロゴロと音が鳴ることはあります。
副作用が心配です。
水酸化マグネシウムはからだに吸収されにくく、ほとんどがすみやかに排泄されます。
これまでスイマグ・エースによる副作用は起きていませんが、腎臓の機能が極端に低下したお子さまの場合、
マグネシウムの成分がからだに残りやすくなりますので、医師にご相談のうえお使いください。
子どもが服用する際の注意点はありますか?
スイマグ・エースは効き目がおだやかなため、低年齢のお子さまにもご利用いただけますが、
子どもの内臓機能は未発達ですので、大人とくらべて効き目が強くあらわれることがあります。
お子さまの服用には必ず保護者の方がつき添っていただき、量の調節をしてください。
薬の効果を上げるためのポイントはありますか?
服用時に限らず、水分をたくさんとることです。
スイマグ・エースは、硬い便に水分をふくませ柔らかくする薬ですので、たくさんの水分を必要とします。
水分は一度に大量に飲む必要はありません。こまめにひと口、ふた口ずつ飲むほうが効果的です。
スイマグ・エースを飲んだら子どもの便が下痢状になりました。もとに戻りますか?
柔らかくなった便は、スイマグ・エースの服用をやめると、もとに戻ります。
下痢状の便は、食中毒などの悪いイメージがありますが、スイマグ・エースによって出る便は
ウイルス性や細菌性の下痢とはちがい、単純に水分が多くふくまれた便ですのでご安心ください。
スイマグ・エースで子どもの便秘がなおりますか?
他の多くの便秘薬と同じく、スイマグ・エースも便秘の原因をとりのぞくものではありません。
規則正しい生活や運動をすること、ゆとりをもってトイレにすわる習慣をつけること、
食べすぎに注意し、適切な量の食物繊維をとることなど、生活面での総合的な改善が必要です。
便秘がよくなったらスイマグ・エースの服用をやめられますか?
便秘がよくなって、すぐにスイマグ・エースの服用を中止すると再発する可能性が高いので、
ある程度の期間、続けていただくことが大切です。
中止する場合も、お子さまの様子を観察しながら少しずつ減量するようにしてください。