美と健康の真実を考える

FACTFULNESS|肺がんの原因って?

2020.12.04

図は成人の喫煙率の推移を表したグラフです。

健康志向が定着した近年では、タバコを吸う人はどんどん減ってきていますね。女性は元々喫煙者が少なかったのですが、男性の喫煙率は激減して、今や30%を切っています。ということは、喫煙は肺がんの原因とされていますから、肺がんで亡くなる人も少なくなっているはずですが?!どういう状況なのでしょうか?

成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査)厚生労働省

たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。 これは、昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少したことになります。 年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は21.3%ですが、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で35.5%でした。成人男性の喫煙率は、減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり、約1400万人が喫煙していると推定されます。これに対し、成人女性の平均喫煙率は8.7%であり、ピーク時(昭和41年)より漸減しているものの、ほぼ横ばいといった状況です。 喫煙率が一番高い年代は40歳代の13.6%、最低は60歳以上の5.4%です。

男性の喫煙率は大幅に減っているのに対して、女性は低位横ばいという状況ですね。WHO(世界保健機関)は肺がんの主な原因は「喫煙」としていますが、日本国内においては男性も女性もタバコを吸う人が減少しているにもかかわらず、肺がんの死亡率は年々急増しており、全体の1位、男性の1位、女性の2位にランクしています(2018年)。

厚生労働省のHPには、喫煙者本人への健康影響(がんへの影響)について、次のように記載されています。

喫煙男性は、非喫煙者に比べて肺がんによる死亡率が約4.5倍高くなっているほか、それ以外の多くのがんについても、喫煙による危険性が増大することが報告されています。また、喫煙は世界保健機構(WHO)の国際がん研究機関(IARC)において発がん評価分類でグループ1(人間に対して発がん性あり。人間に対する発がん性に関して十分な証拠がある)に分類されています。

肺がんによる年齢階級別死亡率|国立がん研究センター

男性については、「過去の喫煙率が高かったために、その影響が今日に及んでいる」という説明がなりたちそうですが、女性は過去も現在もタバコを吸う人は数パーセントと少なく、横ばいです。なのに肺がんで死亡する人は急増しています。男性のような説明は当てはまりません。男性の喫煙者は激減していますから、「副流煙」が原因だとの説明もあてはまりません。不思議なことにこれらの統計データからは、喫煙と肺がんによる死亡率には相関関係が見いだせないのです。

喫煙が健康に害を及ぼすことにまちがいはありませんが、こと肺がんとなると、どうも釈然としませんね。他に原因があるのではないかと考えざるを得ませんが、皆さんはどうお考えですか?

 

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