美と健康の真実を考える

豊かな時代に拡大する「食の砂漠」

2020.11.27

食習慣のグローバル化の進行と共に、今や私たちは事実上、腸内に荒廃地を抱えるようになってしまいました。高タンパク、高脂肪、高糖質、低食物繊維の西洋式の食事に加え、農薬や化学肥料、抗生物質、ホルモン剤、小腸と結腸の粘膜を損傷させ腸漏れ(リーキーガット)を引き起こすイブプロフェン、ナプロキセンなどの鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬・NSAIDs)を長らく用いてきたおかげで、かつての見事な熱帯雨林は荒れ果てています。

「食の砂漠」とは、質の良い食べ物が手に入らない地域のことですが、望めばいつでも食糧が手に入る今日において、私たちの腸は居住に適さない食の砂漠となってしまっています。そこでは悪玉菌だけが、あなたが彼らに与える、動物性タンパク、動物性脂肪、砂糖、精製炭水化物、飽和脂肪酸、つまりジャンクフードを貪り食べて暮らしています。そして、悪臭を放つ「腐敗産物」が大量につくられ、あなたを老いへ、心身の病気へと追いやっているのです。

食品メーカーは、植物のこの成分が美容に良い、あなたの体調が優れないのはこの栄養素が不足しているからだと、様々な健康食品を推奨し、購買を促します。ヒポクラテスは「荒廃地に栄養を与えれば与えるほど、身体を損傷するに至る」と言っています。まず私たちがすべきことは、「土壌の整備」、つまり荒廃地に淀み溜まったゴミ(便)や腐敗産物の大掃除なのです。またあの豊かな熱帯雨林を取り戻すために土壌をならし、種を撒き、植林をするという手順にしたがわなければなりません。

土壌においても、私たちの腸内においてもキーとなるのは「マグネシウム」です。フランスでは、「マグネシウムを多く含む土地に住む人のガンの発生率が低い」ことが研究で明らかになっています。先ずは腸内環境を整えて「内側からキレイになる」ことが最優先なのです。

テレビなどでは「人は動物性タンパク質を食べなければならない」と主張する人もいます。先のコラムでもご紹介しましたが、ゴリラは「木の葉っぱには、筋肉の元になるタンパク質が豊富に含まれている」ことを知っています。馬でさえハンバーガーやステーキを食べて、あの美しい筋肉を作っているわけではないということを学ばなければなりません。

 

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