美と健康の真実を考える

変わりつつある「若者のライフスタイルと価値観」

2020.11.02

米国・ニューヨークを中心とした若者の間では、肉を食べないライフスタイルが広がってきています。

アメリカ人は日本と比べても肉の消費量は2倍以上で、伝統的に肉食で、野菜の消費量は日本をわずかに上回りますが、食生活は偏っています。その影響でアメリカでは肥満が進行し、7割が太り過ぎで、総人口の4割は心臓疾患(死因の第一位)や糖尿病などの深刻な生活習慣病を併発するという危機的状況です。また食物アレルギーの問題も大きく、子供の13人に1人が食物アレルギーを抱えています。患者数は1997年から2011年の15年間で1.5倍に増加しているといいます。

こうした肉食による健康問題のほかに、遺伝子組換え飼料、窓のない「ファクトリーファーム」と呼ばれる施設で牛が育てられているという、これまで全く知らなかった事実を白日のもとにした『フード・インク』(2008)や『カウスピラシー』(2014・レオナルド・ディカプリオがプロデューサーとして参加)『フォークス・オーバー・ナイブス』(2011)などの畜産ドキュメンタリー、『ゲームチェンジャー:スポーツ栄養学の真実』(2018)、動物愛護等の影響も大きく作用しているようです。

こうした意識の変化は「野菜」のイメージを飛躍的にアップさせ、「ホールフーズ・マーケット」といったオーガニック食品スーパーが台頭し、店頭にはオーガニック、ローカル、グルテンフリーといった表示が並び、「ファーム・トゥ・テーブル(農場から食卓へ)」というコンセプトが脚光を浴びている。ニューヨークではランチが、「ヘルシーなファストフード」にとって替わっている状況です。

さらにはファッションにも影響を与え、ヨーロッパの貴族文化発祥の伝統的価値観によるものから、「SDGs(Sustainable Development Goals・持続可能な開発目標)」といった社会倫理的価値観、「心身の美と健康こそクリエイティブ」であるといった価値観などが台頭してきています。「シーズンド・ヴィーガン」や「スイートグリーン」といったサラダボウルの人気店には、ルルレモンやアンダーアーマーなどアスレジャー、スポーツアパレルに身を包んだジム帰りの健康的でセクシーな男女が立ち寄るのが定着しています。

米国でのこうした動きは、着実に日本国内にも影響を与え、若者のみならず幅広い年代に拡がりをみせています。美意識のパラダイムシフトともいうべき現象です。

眼に見える美しさは、眼に見えない美しさの表出です。心身ともに「内側からキレイに健康」になることが大切です。

 

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