これらの抗生物質の投与は、手当たり次第に無差別爆撃を仕掛けるようなもので、腸管内のマイクロバイオーム(腸内細菌叢)をあらかた殺してしまいます。驚くなかれ、それが回復するまで2年はかかるのです。加えて、子供が抗生物質を服用するたびに、将来クローン病、糖尿病、肥満、喘息などを発症する可能性が高まることがわかっています。