美と健康の真実を考える

健康に良い食物・悪い食物は 科学的に明らかになっている

2020.10.28

経済最優先の社会環境においては、テレビやインターネット、雑誌などで、健康な食事に関する間違った情報や信憑性の低い情報が錯綜しています。より正しい判断のためには、科学的根拠にもとづく知見が重要です。

『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(2018年 東洋経済新報社)の著者、津川友介氏(カリフォルニア大学ロサンゼルス校|UCLA内科学助教授・医学博士)は、多くの最も信頼性が高い研究手法(※メタアナリシス)によって「健康に良い食物・悪い食物」は科学的に明らかになっていると論じています。

健康に良い食物は、魚、野菜と果物、茶色い炭水化物、オリーブオイル、ナッツ類で、健康に悪い食物には、赤身肉や加工肉(ハムやソーセージ)、白い炭水化物(ジャガイモを含む)、バターなどの飽和脂肪酸が挙げられています。(表1-1.参照)

この分野の研究の歴史は長く、信頼できる研究論文の数も多いため、近い将来、新しい研究結果によって内容が大幅に変わるとは考えにくいといえます。

出典:津川友介『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』(2018年 東洋経済新報社)

メタアナリシスは最強のエビデンス

●観察研究

特定の食品を多く摂取しているグループと、あまり摂取していないグループを数年、場合によっては何十年と観察し分析する方法。この2つのグループがそれぞれ病気になっていたり死亡していたりする割合を評価する。

●ランダム化比較試験

研究対象となる人を無作為に2つのグループに分け、片方には健康に良いと考えられる食品を摂取してもらい、もう片方のグループには摂取しないでもらう方法。これによって食品の健康に対する効果を評価することができる。

一般的に観察研究よりも、ランダム化比較試験から得られた研究結果の方が、エビデンス(証拠・根拠)レベルが高いとされる。

●メタアナリシス

メタアナリシスとは、上記の複数の研究結果をとりまとめた研究手法で、複数のランダム化比較試験をまとめたメタアナリシスが、「最強のエビデンス」と言える。

 

 

やってみよう!
マイナス腸活はこちら